立山の魅力
立山の高山植物

写真協力/富山県中央植物園、富山市科学博物館

「立山」の名前がついたプレミアム種

  • タテヤマウツボグサ
    タテヤマウツボグサ

    茎の頂に花穂を作り紫色の花を多くつける。ウツボグサより大柄。

    ●草丈 20~40cm ●開花期 7月~8月

  • タテヤマチングルマ
    タテヤマチングルマ

    白花が普通のチングルマの中に、まれに咲く薄桃色のタイプ。天候に恵まれたとき、散り際に赤くなる。見つけられたらラッキーかも。

    ●草丈 3~10cm ●開花期 7月~8月

  • シロバナタテヤマリンドウ
    シロバナタテヤマリンドウ

    湿った雪田草原に見られ、白色の小さな花が上向きに咲く。小さくて、こんぺいとうみたいな花。よく見ないと見落とすかも。

    ●草丈 3~8cm ●開花期 6月~7月

  • タテヤマアザミ
    タテヤマアザミ

    天狗平やミクリガ池周辺で見られる。赤紫の花が横向き〜やや下向きに咲くので「ようこそ」とおじぎしているようにも見える。

    ●草丈 60~150cm ●開花期 8月~9月

立山でよく見られる高山植物

  • ミヤマキンバイ
    ミヤマキンバイ

    黄色の花の直径は約2cmで湿地から岩場まで広く生育する。葉の表面にはツヤがある。遊歩道の近くに咲いている。

    ●草丈 7~15cm ●開花期 6月~8月

  • コバイケイソウ
    コバイケイソウ

    小さな花を穂のようにつける大形の多年草。やや湿気の多い地に群生。花が咲く年と咲かない年がある。

    ●草丈 50~100cm ●開花期 7月~8月

  • イワギキョウ
    イワギキョウ

    キキョウに似た青紫色の花が咲く。岩場や砂礫地に見られる。花冠が無毛でお日様の方を向いて咲いている。

    ●草丈 5~10cm ●開花期 7月~8月

  • クルマユリ
    クルマユリ

    濃いオレンジの花が周囲の緑の中で目立つ。葉が輪生するので漢字名は「車百合」。葉の付き方がポイント。

    ●草丈 30~100cm ●開花期 7月~8月

  • ヨツバシオガマ
    ヨツバシオガマ

    節ごとに4枚の葉がつき、紅紫色の花が特徴。花の形は、鳥が羽を振りおろしたよう。雪田草原によく見られる。

    ●草丈 20~30cm ●開花期 7月~8月

  • ツガザクラ
    ツガザクラ

    白い花の中に薄い桜色が見える。桜色の花がツガに似た葉の先につくことから栂桜と呼ばれる。

    ●草丈 3~15cm ●開花期 7月~8月

  • イワカガミ
    イワカガミ

    鏡のようにツヤのある丸い葉と細かく切れ込みのあるピンクの花が愛らしい。

    ●草丈 10~20cm ●開花期 6月~7月

  • ウサギギク
    ウサギギク

    葉の形がウサギの耳に似ているのでウサギギクという。花は小さなひまわりのようで、よく目立つ。

    ●草丈 10~20cm ●開花期 7月下旬~8月

  • チングルマの群生
    秋のチングルマ
    チングルマの群生

    地面を覆うように生長し、夏にウメのような花をたくさん咲かせる小型の木。
    雪田草原の凸地に群生。花が終わると風車のような実をつけ、秋には、葉が真っ赤に紅葉する。

立山自然保護センター
立山自然保護センター

室堂平周辺の自然や動植物をさまざまな展示を通して紹介している。ナチュラリストによる自然観察会は無料なので気軽に参加したい。

【問】 TEL 076-463-5401
http://www.k4.dion.ne.jp/~tshizen/

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