
- すべては室堂平から始まる! 絶景と立山の歴史に触れる第一歩
-
室堂ターミナルを出ると目の前には堂々とした山並みが広がり、その頂に向け登山道が四方に伸びている。
さあ、歩きだす前にまず「玉殿の湧水」で水を汲もう。室堂平は高山植物が豊富。足下に咲く花々に癒されながら歩こう。雄山へと向かう石畳の遊歩道を少し進むと、左手に立山室堂山荘があり、その手前に古い小屋がある。日本最古の山小屋「立山室堂」だ。阿弥如来と不動明王が佐伯有頼に立山開山を命じた場とされる「玉殿岩屋」がある。道は行き止るので、戻って雷鳥沢へと向かう。途中には、眼下に硫黄の煙が立ち上る「地獄谷」の展望台がある。もう少し進むとカラフルなテントが並ぶ雷鳥沢のキャンプ場が見えてくる。ここまで来ると観光客は減り、山に挑む猛者達が各々に山の時間を過ごしている。引き返し、分岐を「ミクリガ池」へと向かう。雄山や浄土山が池に映り込む絶景ポイントだ。そこから室堂ターミナルへと戻る。