おすすめコース紹介
[弥陀ヶ原湿原]デビュー1日コース

トータルタイム(参考)
5時間35分
弥陀ヶ原湿原に広がる池塘。向こうには大日連峰が見える
木道やゆるやかな登山道を歩いて 雲上の別天地でお花畑を楽しもう
「弥陀ヶ原を楽しみましょう」と大塚ガイド

ラムサール条約に認定されている弥陀ヶ原湿原のベストシーズンは、6月下旬から8月上旬。ワタスゲやゼンテイカ(ニッコウキスゲ)などの高山植物が咲き乱れ、「池塘」と呼ばれる水をたたえた緑の湿性草原が広がる。その向こうには大日連峰。木道の感触とともに「雲上の別天地」をおおいに楽しみ、追分から松尾峠をめざす。途中から背丈以上の笹薮をかき分けて、ようやく松尾峠へ。そこに広がるのは、荒々しい崩壊地、立山カルデラ。弥陀ヶ原とは異なる、立山のもう一つの表情だ。国民宿舎天望立山荘裏のカルデラ展望台からも見てみよう。その後、バス道路から美松坂の旧道へ。天狗平山荘へのなだらかな坂を登る。樹林帯で見通しは悪いが、半ばあたりで展望が開ける。左手には大日連峰の稜線が、ふと足元を見るとチングルマの群生が広がっている。帰りは天狗平山荘からバスで。出発時刻の30分前までに山荘のフロントで予約すること。

Course Point
立山仲語の姿で案内する佐伯さん

立山ガイド協会 大塚 憲一さん

おすすめシーズン:初夏、夏、秋

噴火活動が作り出した溶岩台地に広がる「癒し空間」弥陀ヶ原湿地。すぐそばには、噴火と崩壊でできた立山カルデラの広大な光景。立山が魅せる様々な表情に大自然の強大な力を感じてほしいですね。高山植物と触れ合う楽しいコースですが、木道からはずれないようにしましょう。

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弥陀ヶ原で見られる高山植物

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