- 標高ごとに変化する植物たち 厳しい自然界に生きるパワーに感動
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立山では、標高と共に周囲の景色がどんどん変化する。美女平と室堂の標高差1473mを歩いて体感してみよう。美女平のうっそうとした林の中、やや湿った観察路を進むと幹回り6m以上の巨木・タテヤマスギに出会う。まさに威風堂々の姿。紅葉の名所・ぶな平を抜けると、今度は木道歩き。途中、滝見台から350mという日本一の落差を誇る名瀑・称名滝の姿を見て、弘法へ向かう。ポクポクと木道を踏み進んでいるうちに、あたりには低木だらけに。大日岳に天狗山、埋蔵金伝説がある鍬崎山、なんと薬師岳までが見える!宿の弥陀ヶ原ホテルからは雲海の眺めや富山平野の夜景に癒される。翌日、弥陀ヶ原の木道から一転して険しい登山道に。立山修験道一番の難所、一ノ谷から獅子ヶ鼻岩へ向かう。巨岩の壁にかかる鎖をたどりながら、緊張感で全身が強ばりそう。ここを抜ければ、再び天狗平山荘方向への木道となる。剱岳に挨拶しながら室堂に到着。帰りは高原バスに乗って下る。