ta-taのまるごと立山日記

立山ちょい散歩

2014/06/08【立山三山(雄山・浄土山・別山), 2014年


富山も先日梅雨入り、天気が安定しない日々に突入しました。

これから約1ヶ月半。梅雨の季節です。

お山の季節は短いのに、梅雨の季節は下界と変わらずしっかりやってくるのは、何だかなぁ。

 

 

室堂ターミナル内にある『入山安全相談窓口』の方よりこの梅雨時期の登山や散策される方について、

「この時期は突然の雨など、予想がつきにくくなります。身体が濡れ、そのままにしておくと高山の気温は基本低いので低体温症に。行動ができなくなり、遭難する可能性があります。雨具、防寒具の用意を」とのことでした。

備えあれば憂い無し!

 

 

先日、春山を堪能してきました。

室堂平から一の越へ。雪は柔らかめ。

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室堂平から続く竹の棒に沿って歩いていきます。雪が程よく柔らかく歩きやすい。アイゼンも不要でした。

(日によって条件が変わるので、アイゼンの用意も必要)

『祓堂』辺りまでは、わりと平坦な道。そこを過ぎると一気に一の越に向って登る。

夏山はつづら折りの登山道が続きますが、積雪期は歩道なんてないので一気に直登。

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一の越の公衆トイレはこんな感じ。

あれから1週間程経っているので、だいぶ解けていそうです。

雄山へも稜線の雪も一部残っていますが、

今はほぼなさそうです。

   一の越山荘は、あいています。トイレ使用可能(100円)

 

 

 

 

一の越より裏側を覗く。『御山谷』 (これ滑ったらさぞ気持ち良いぃだろうな〜〜!!!)

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一の越からみる『竜王岳』

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  少し、『浄土山』のほうへ。

雪が解け切らず氷になっているところは要注意です。

ここからただでさえ少ない人が

一気に誰もいなくなりました。

立山でこの人がいない瞬間。時が止まっているように感じます。

とても贅沢な時間。

ふと我にかえると鳥達が賑やかにおしゃべりしてました。

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ものすごく気持ちの良い風。心地よい鳥の囀り。時間を忘れて昼寝したい。。。だんだん眠く。。

この日、立山では雷予報が出ていました。   いや〜〜〜、帰ろ!!! これで↓↓↓

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斜度のある斜面を探してザクザク歩き、滑って降りる!!楽しくなって『玉殿岩屋』の下あたりまでズズズっと♬

3つの岩が並んでいるのが、『玉殿岩屋』 まだまだ雪の中ですね〜。

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最後は、小屋の物資輸送用のキャタ道をつかってテクテク登りかえして室堂へ。

登山道のないこの時期は、入山届けや、夏山とはまた違う装備や心構えが求められますが、登山道がないからこそ普段歩けない場所に行けて、普段見れない景色が見られます☆

また、人が少ないので何とも言えない開放感♬

私は基本、この時期はスキーを履いてウロついていますが、今回初めて登山靴で行ってきました。

いつもと違う感覚、いつもと違うスピードで立山の景色を見る。それと、いつもと違う目的で歩く。とても新鮮でした。

正面にもくもく育つ夏雲が現れています。気温もこの日は暑く、下界では夏日を記録していました。

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(5月31日撮影)

あれから1週間。これからひと雨ごとにみるみる景色が変わっていきます。

春の幕明けからまもなく、梅雨に入って新緑立山へ。これからまた楽しみですね^ ^

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