富山県・南砺市利賀村【金剛堂山1650m】
2014/07/11【立山だけじゃない!ー富山の百山ー, 2014年】
富山の里山 南砺市利賀村【金剛堂山 1650m】 (毎年6/1に夏山開き)
7/9 この日は強烈な台風8号が迫る日。富山の市街地は37.1℃と猛暑!
嵐の前の何とやら?で梅雨中の晴れ間を狙って行ってきました。
足下に群生していた〈ゴゼンタチバナ〉 今、〈アカモノ〉も群生しています。
今回歩いたのは『東俣登山道』 急な登りはなく、割と簡単に稜線に出る事ができ、そこから緩やかなアップダウンを繰り返し金剛の峰々を渡っていく。そんなコースです。
東俣峠〜東俣口〜奥金剛〜中金剛〜前金剛〜…東俣峠 おそよ4時間の行程。
登山道はしっかり踏み跡があり、迷うような感じはありません。
ただ、水のながれ道のようで、足下はぬかるみ今回は靴がドロんこまみれ。
ズブッと足首まではまれば、もぅ諦めがつくってもんです。(;_;)
ヤビーーな道 ※薮
稜線に出るまで、しばし我慢。
一気に草木は目線の高さになり、左手一番高い所が最高ピークの【中金剛1650m】
【奥金剛1616m】〈ゼンテイカ〉がちらほら♫ 【中金剛1650m】気づかずに通りすぎそうになるピーク。
【前金剛1638m】
お天気がよければ、剱岳、立山、岐阜県は乗鞍、御岳、石川県の白山。360℃の大パノラマなのです。
(昨年6月9日 立山方面)
〜金剛堂山 登山口までのアクセス〜
・車で八尾の町から大長谷方面へ40分程走り、「スノーバレー利賀」を目指す(今は閉鎖されたスキー場)
そこを過ぎると、トイレ・駐車場のある『栃谷口登山道』
整備された沢沿いからブナの樹林帯を抜け、東俣と同様な薮を抜けて稜線へ。
じっくりと山を楽しみたい方は時間はかかるけど、こちらがおススメ。奥金剛へ往復時間は5時間程。
そこから更に15分(道なき砂利道をどんなに不安になっても進みます)
心が折れそうになる頃、ようやく看板がでるので少し安心。橋を渡りそこから更に3分程進むと、ようやく大きな駐車スペースとトイレがある『東俣峠』に着きます。
ここから更に林道が続き、2.6km先に、今回歩いた『東俣登山口』がある。
軽トラックか、車高の高い4WD。少々(?)キズ付いても構わない!って方はお車で…。
私は諦めて峠に車を止めて林道を30分程歩き、登山口に向かいました。
『東俣峠』 『東俣口登山道入り口』
今回の出合い♡
〈オオコメツツジ〉に吸い付く〈コヒョウモン:小豹紋〉 やや暗く湿ったところに生息 (しているらしい)
【弥陀ヶ原】にも現れるそうです。
Facebookでご紹介した海を渡る〈アサギマダラ:浅葱斑〉
羽の色が和名の《浅葱色(あさぎいろ)》から名付けられた。
Wikipedia:ごく薄い藍色。ネギの葉を薄くしたような青緑。
「日本は、色の表現が本当に豊だなー」っと教わった時に感動し、最近覚えた蝶チョさん ^ ^
Facebookで頂いたコメントでは、富山から九州を往復したと確認されたそうです!!
調べると越冬するために海を渡る。日本から台湾にまで飛ぶのだとか(!?)
可憐なだけでなく、すごーくパワフルな蝶。
お山を歩いているとブチ当るたくさんの〝名前〟。 花だけでも種類が多すぎてなかなか覚えられません。。
見た目そっくりで名前が違うとか、標高が変わると名前が変わるなど。
名前を追うだけだと尚更、1つ覚えたら1つ忘れる…
でもこうして由来や習性を知ると興味が湧いて自然と入ってくる感じがします^ ^
〈トキソウ〉?
去年から花の写真を残すようになったけど、少しは覚えてきたかなぁ…?
あ!【金剛堂山】に来たら、帰りは〝天笠の湯〟そして〝利賀そば〟を是非、ご堪能あれ。
個人的に富山の蕎麦の中で一番好き♡ フルコースで楽しめるお山です^ ^