ta-taのまるごと立山日記

8/4-5 立山縦走

2015/08/12【立山三山(雄山・浄土山・別山), 2015年


 お待たせしております。ta-ta日記を更新中。

2週間も前になってしまいましたが、『立山縦走』を2度、歩いてきました。今回はその1回目です。

 

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8/4は朝のお仕事を済ませ(ta-taのお仕事、山ばかりではありませんので、あしからず)

午後入山。

 

仕事を終わらせ、立山駅からの最終便(8/31まで17:20最終)で入って室堂周辺で前泊ができる立山。

それができるのも立山ならではですね〜!

(室堂到着は18:20 。小屋泊まりの方は、小屋の方へ事前に遅くなる事を伝える事が必要です。

登山道は暗くなりますのでヘッドライトのご用意を。)

 

私はテント泊なので、テクテク雷鳥沢へ。

この日の地獄谷はちょっと辛い。風の流れがこちらに向き、器官に異物感。 口を抑えて通過。 ケホッ

 

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以前に比べて、口を塞ぐ人が増えたような気がします? 認知されてきたという事でしょうか。

地獄谷も24時間観察の区域に入りました。それは、危険を意識しますよね。

でも火山ガスパトロールの方によれば、ガス量は増えてないそうです。今回は風向きです。

 

 

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雷鳥沢は子供たちで大賑わい!夏休みですね〜  家族一緒に素敵な思い出になること間違いなし!

その分、お父さんは大荷物担いで頑張らなきゃいけませんけどっ!

 

 

その夜。暑くて寝れないっ いつも夜中は寒い雷鳥沢なのに!こんな事感じた事なかった!

張り切ってダウンパンツ買ったのに!脱ぎ捨てたよっっ

ちょっと不思議な夜でした。

 

翌朝はとっても良い天気! 雷鳥沢の日の出は6:30

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剱御前へ登り、これから空中散歩が始まります!

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って思ってたのに。

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思ってたのに。立山の稜線だけ真っ白。

 

真砂岳から一本、道をそれて内蔵助山荘さんのところに立ち寄り。

数少ない稜線上の山小屋の中で、ここから見る朝日は最高だと有名です♬(泊まりたいなぁ!)

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稜線上はトウヤクリンドウがたくさん咲いてました〜 他にもイワツメクサ、イワギキョウ、アキノキリンソウなどなど

高山植物はなんでこんなにも儚く可愛いのでしょうか^ ^

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真砂岳近辺で。 あれ、こんな石仏あったっけ? 私、ずっと見落とし続けてたの!?

 

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『・・・これまでスルーしてきて、ごめんなさい。』

 

 

 

景色もないのでサクサクと富士ノ折立、大汝山を通りすぎ、雄山山頂。

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今までの道のりから雄山に出ると急に人が増えます。

 

雄山を超えると学校の集団登山の列が続きます。今がピークの学校登山。

落石注意エリアなのでイラつき、慌てて追い抜くとゴロンとやっちまうのでやめましょう。

落とした時は  “ラ――――ク!!!” 

 

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一ノ越からは、母恋坂を下って雷鳥沢へむかいます。

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昨年母恋坂を補正されていたと聞いていましたが、階段が綺麗に整えられ、とても歩きやすくなっていました^ ^

 

 

今回、大汝山休憩所で一人の外国人に出会いました。

一切の日本語は話しませんが、とても明るくてフレンドリー。「Hay,boss!!」と彼は他にも仲間を連れており、ネパール人のシェルパさんだとか。

外国の方はこうして日本の山を楽しんでおられるのですね〜。

この2人、日本語を話せません。私も英語は話せませんが、歩く方向が同じだったのなんとなく雰囲気で会話。

2人は6日かけて上高地へ行くそうで、何やら今日は雷鳥沢に戻ってテント場の荷物を回収、五色ヶ原に行くのだとか。

(え?この時間で?) 雄山で12時を過ぎています。 この二人、なんか不安。

 

雷鳥沢まで同じでしたので、一緒に歩くことにしました。

見てるとちょっと足元がフラつき、どう見ても不安だらけ。

「今日は雷鳥沢でもう1泊して、早朝、スゴのテント場に向かったほうがいいと思う!」

お二人とも納得していただけたようで、雷鳥沢に到着。お互いに「thank you」と握手して笑顔でお別れ^ ^

本人も、何度も私に五色までのコースタイムを聞いてくるので、不安があったのかもしれません。

 

ここ最近、外国からの個人で来られる登山客が増えているように思います。

外国人に始めはドキッしましたが、やはり知らない土地で、何かしらの不安を抱えて私以上に大きな挑戦をしにきておられるんですね〜。

 

立山は特に人が多いところなので、挨拶しない人もみかけます。しんどいのもわかります。はい。

挨拶を交わす、道をゆずる。幾つか暗黙のルールが山にはあります。

それはお互いの安全にもつながること。

これが不思議と笑顔になり、山の素晴らしさをさらに深く感じる事ができるように思います。

 

 

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