4/10 『塔倉山 726m』(立山町)
2016/04/12【立山だけじゃない!ー富山の百山ー, 2016年】
4/10、立山黒部アルペンルートの部分開通が始まりました。(立山駅〜弥陀ヶ原区間)
朝方、ホタルイカを愛でに行き、その後は富山の里山へお散歩に行ってきました。
ホタルイカから同じメンバーでの山行です。皆さん心なしか体が重たいといいます。
立山町にある標高726m『塔倉山』です。コースタイムは往復約2時間。
富山の百山をパラパラ見ながらギフチョウ(別名:春の女神)に会えるかも!とのフレーズに惹かれて決めました。
登山口へ向かう途中にトイレがなさそうなので立山町総合公園に立ち寄りました。
立山町白岩川ダムから目桑側の登山道へ向かいます。グーグルマップを片手に目桑地区へ入っていくと、
地図上から道が消えました。
とりあえず目の前に道があるので走っていきます。
(後で調べるとヤフーマップではちゃんと道がつながっていました)
道沿いに登山道入口があります。駐車場はないので、邪魔にならぬよう路肩に止めます。
車をとめた林道
塔倉山登山口(目桑側)
緩やかな坂道が山頂まで続きます。
足元には小さな花が咲き始めていました。
キクザキイチゲ
なんでしたっけね…
枯れ草の中に色が入ってくるこの季節の花たちはなんとも可愛らしいです。
ショウジョウバカマ
イワウチワ
タムシバ
今回、タムシバがキレイに咲いていました。見頃です^ ^
途中にある展望台からは富山湾がくっきりと… 見えませんでした。うっすらとだけ見えてます。
展望台
登山道につけられているロープ
登山道は粘土質で雨の日は滑りやすいようです。このロープはそのためにつけられたもの。
目桑登山道と尾根向かいにある長倉登山道との合流点
何やら登り初めて半分過ぎるとアゲハチョウかな?辺りを黄色い派手な蝶が飛び始めます。
あまりジッとはしてくれない。カメラを構えて、後に行ったとなと振り返ると消える。
ヒラヒラ舞いながら、蝶に遊ばれている気分です。
ギフチョウ?
アゲハ蝶撮ってきた〜と友人たちに言うと、「ギフチョウだよ」とな。
あまりにも自覚のない自分が情けない。今回の目的は、ギフチョウに会うことです。
女神に会えました。 しかも、たくさんおられました。
この女神は日本固有種だそうです。春の今時期にしか現れず、地域によっては保護種になっている貴重な存在です。
およそ1時間ぐらいで塔倉山山頂。
山頂にある案内板
もう一つある東側の山頂
この日は朝から薄曇り。晴れていれば、劔、立山、大日、鍬崎山と一望できるようですが、うっすら見える程度でした。
残念ではありますが、ギフチョウに出会えたので満足です。
軽くご飯を食べて下山。
所々に山桜がキレイに咲いていました。
目桑の林道は先へと続いています。登山口から先に進むと今はまだ落石が多く、危険。
へたしたら車はパンクしそうです。
しばらく林道を走ると、とやまの滝 37選に入る「岩室の滝」があります。
岩室の滝
右奥は暗い洞穴です、滝の飛沫などで削られたのだとか。岩室の由来はここにあるそうです。
その後は、標高を下げて今晩の夕飯を調達。タラの芽を少々頂いてきました。
春ですね^ ^