- 次々に現れる絶景コース ハイライトは剱岳との大接近!
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立山信仰では浄土山は「過去」、雄山(立山)は「現在」、別山は「未来」の山とされ、これらを合わせて、「立山三山」と称されている。自分を見つめる山旅になりそうだ。昼ごろに室堂に入り、お花畑の室堂山を経て荒々しい立山カルデラを望む浄土山へ。一の越山荘に泊まり、朝食後にお弁当を持ってゆっくり出発。もし雄山でご来光を見る場合は、ガイド同伴で夜明け前に出発しよう。雄山、大汝山、富士ノ折立と、三峰を超えながら途中で、右手に黒部湖を眺める。やがて登山道は真砂岳との鞍部に向けて急下降。その後別山に到着すると剱岳の姿が。もう少し!と北峰に進むと、さらに迫力満点の大接近となる。別山で昼食をとりながら振り返ると、縦走路がほぼストレートに見渡せる。ここまで自分の脚で歩いてきたのかと、感無量だ。2日目の宿は剱御前小舎。早起きして剱御前山へ朝日を見に行こう。帰りは新室堂乗越から雷鳥沢、室堂へと戻る。