7/3-4 朝日小屋2日目。悔しい下山
2016/08/09【立山だけじゃない!ー富山の百山ー, 2016年】
この日は本当に風が強く、小屋の表に置いてある小屋の看板も飛ばされるほど。
小屋周辺では立っているのもやっとだったそうです。
樹林帯の時が一番激しかった風… 小屋に到着する頃には止んでいました。お山に守ってくれたのでしょうか。
小屋の受付側においてある金平糖。「お疲れ様でした」とコメントを添えて。
登って来られた方への心あたたかいサービスは、オーナーは清水ゆかりさんから。
下の写真中央にうつる方です。
出先で「いいな」と感じた事を小屋でも行っているそうです。
今シーズン小屋に行けば必ずお会いできるスタッフの方々です。
食堂。朝食・軽食・夕食はこちらでいただきます。
下山後、私が朝日小屋へ行って来たことを山仲間に話すとみんな口をそろえて
「朝日小屋のごはんっておいしいよね!」と話します。
山小屋だから制限はあるけれど、なるべく手作りのものを出しているとのこと。
登山者が喜ぶもの間違いないですね。
小屋の2階にあるお部屋。どの部屋も明るくてキレイ〜
朝日町にあるハーブと喫茶「HYGGE(ヒュッゲ)」さんのハーブティーパック。
談話室にセルフサービスで置かれています。他にもコーヒーやココアなどワンコインで頂けます。
この日は従業員の方々とOBの方々揃って夕食。混ぜていただきました。
これから始まるハイシーズン。目の回る大忙しが待っています。
スタッフの皆さんがゆっくりと過ごせるのも束の間ですね。
朝の準備も終えるとやはりラジオ体操から。
前の日は、この赤い屋根さえ見えませんでした。すごく大きな赤い屋根。
やっと朝日小屋に着たのだなと実感が湧きました。
今回は引き続く雨に、朝日岳は断念。泣く泣く下山。
皆さんから笑顔のお見送り。さようなら〜また次回必ずリベンジします!!
昨日は見えなかった景色が一瞬だけ。奥には毛勝三山が見えました。
山深いところなだ〜と気付かされます。
イブリ山頂上から朝日岳を振り返ります。
頂上が見えないのは残念ですが、今回これだけ見れただけでも十分です。
このブログではお天気のいい日を選んで山行していますが、今回は久しぶりの大雨山行でした。
雨具を着込み、急な登りは暑くて中は汗でビッショリ。だけど雨具が脱げない。
なぜなら濡れた体は猛スピードで体温が冷えるから。体が冷えていく中ふと考えていました。
よく言われている低体温症で遭難事故。
低体温で集中力の低下、行動困難、「あぁこれが遭難につながっていくのか」と。
高所の稜線歩きで同じ環境下だったとしたらもっと厳しかったのか?
低体温症は春や秋冬に限った事ではなく、夏でもあり得ること。
山の天気予報の講習を受けた際にも教わったことでした。
忘れそうになってた事を思い返した山行でした。何事も経験ですね。
後日。友人が朝日岳にチャレンジしていたので、頂上の様子をいただきました。
なんと、まぁ。素晴らしい景色ですね!360度の大パノラマ!!
リベンジしたーーい!生でこの景色が見たーーーーい。 以上です。