立山にやってくる遅〜〜い春
2014/06/03【室堂平(天狗平・雷鳥沢), 2014年】
6月に入り、富山県は先日32.6℃と記録するなど、連日猛暑と暑い日々が続いています。
そんな中、暑さから逃げ出し立山へ! ここ最近の立山は平均14℃くらい。
雪の上を通る風が、冷たくとても気持ちがいい!!
雷鳥夫婦の羽色もだいぶ変わっています。(左:オス 右:メス)
ハイマツやガンコウランを主食にしている雷鳥。
雪に埋もれて食べる量が少ないこの時期は虫を食べたりするそうです。
温かくなり、虫達も活発。それを狙って他にも鳥たちがやってきます♬
『イワヒバリ』手のひらサイズ。羽の白い斑点が特徴。
『カヤクグリ』 イワヒバリより少し小柄。目が茶色、お腹が青い灰色。
日本古来種で、北海道に見られるらしいが、立山ではわりと見つかりやすい♬
積雪期、雪の上だと鳥たちも観察しやすいです。
必死に虫を追いかけ、私が近くにるのに気にもされません。。笑
真っ白な世界だった立山も少しずつ景色が変わり始めています。
『みくりが池』室堂周辺もまだ雪がおおく残っています。途中みくりが池周辺など夏道が少し出てきていました。
ここら近辺の池は硫黄が混ざっているので、鮮やかなコバルトブルー色になる。この色は雪のある今だけ。
5/28撮影
室堂に入ったらまず私が立ち寄る場所。
それは【立山自然保護センター】
「今年も来たのか〜^ ^」と私の事を覚えててくれました。
花や鳥、ささいな質問でもな〜んでも
答えてくれるスペシャリスト♬
今シーズンも宜しくお願いします!!
という事で、立山の春はまだもう少し先のよう。。
しかし、自然保護センターの情報によると、
パッと見わかりにくいですが、雪が解けたところから小さな小さな花の蕾が見つかっています。
今、密かに春にむけて準備が始まっているようです。