富山県は岐阜県との県境、八尾町にある標高1,596ｍ「白木峰」に行ってきました。

本来は６月２週目あたり開かれる白木峰。現在、残雪が全くないため、地元の方のご厚意でコースがひらかれました。その噂を聞きつけて偵察です♬　頂上は気持ちのいい風が吹き、誰もいない稜線を贅沢に満喫してきました。

 

登山口そばにあるトイレに掲示されているマップ。
白木峰は気持ちの良い高原地が特徴です。ta-ta目線として、稜線上の登山道は広大に広がっています。気持よく登山道を歩いていると、自分が一体何処にいるのかわからなくなってしまうところが危険ではないかと思われます。気軽に行ける山だと侮れません。小白木峰やその先へ向かう際は計画を立て、コースの把握をして向かうことをお勧めします。


白木峰の登山口へは、八尾町から山の奥地、大長谷へ向かいます。「２１世紀の森」が白木峰の入口です。
２１世紀の森はキャンプ場になっていて、入るとすぐに黄色いゲート門が見えてきます。普段ならまだ閉まっているところ。

鍵は開いています。通過時はゲートをあけ、再び閉めておきます。
ここからまたしばらく林道を走ります。細い林道が続き、所々悪路もあるので、不意なパンクにも注意…

白木峰の登山口に到着。

数年前にキレイな駐車場に整備されました。ハイシーズンになると、小さな駐車場は溢れ、路肩駐車の大行列になります。奥にあるのはトイレ。６月の開山までは閉められています。山頂近くにある避難小屋のトイレも、まだ今は使えません。


登山開始。

 

 

 

ここから稜線に出るまで一気に登ります。

急登続き。足場の悪いところもあり。下りは慎重に…


登山道沿いは賑やかです^ ^

イワカガミやマイズルソウなど。

ムラサキヤシオツツジかな？

ミツバオウレンもわんさかと咲いていました。

登山道の様子。

振り返ると、気持ちのよい新緑の景色を見てひと息。

林道を２回渡ります。が、この林道。駐車場から山頂近くまでゆるやかに続き歩いていけます。
登山道が急で辛いだけになんだかな。


おっ　登山道にコシアブラ♬　山菜の季節ですね〜^ ^

稜線に出ると一気に視界は開けて高原の世界です。
まだ稜線は冬から目覚めたばかり。まだ全体的に眠たげです。

白木峰は池塘が多く点在。

オタマジャクシ♬　生まれたての小さな赤ちゃんたちがウジャウジャ♬　

コバイケイソウの赤ちゃん。今年は花が咲くかな？
コバイケイソウの開花は3〜4年に１度だとか。

頂上からしばらく歩くと、「浮島」　

 

ハイシーズンになるとたくさんの人で賑わいます。

ヘビさん♬　カエルがいればもちろんヘビもいますよね。

シャクナゲがいっぱい！！開花時期も早くて短い。いつも気づいた時には花はなし。なかなかお目にかかれないのは私だけ？ta-taはシャクナゲに出会えると嬉しくてたまりません。
登山道の対岸にたくさん咲いていました。もっとこっちで咲いてくれればいいのに！！！
白い花はオオカメノキの花。

青い屋根は「白木山荘(避難小屋)」
浮島周辺は風が強かったので、避難小屋の周りでランチタイム♬
長時間の山行では持ち歩けない食材を持ち合い、皆で楽しめるのも里山の楽しみです。
お家で冷凍し、保冷剤にパックして持参しました。
登山道でつまんだコシアブラ。ランチに投入♬　

白木峰は例年、６月末から７月中旬にかけてニッコウキスゲの群生地で有名です。

５年程まえに訪れた白木峰の様子です。(2011.7.7)
白木峰は他にもワタスゲやコバイケイソウが一斉に咲くお花畑です。

浮島の様子。

今年はこの時期に全く雪がありません。例年より半月〜１ヶ月程季節が早いように感じました。
夏山シーズンが足速にやってきそうですね。